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2024.09.16
活動報告

「動物虐待問題について真剣に考える」at ステージフェリシモ 終了しました

2024年9月8日(日)、どうぶつ弁護団として初のシンポジウムが無事終了しました。
ご参加いただきました皆様、広報にご協力くださった皆様、誠に有難うございました!!
初の主催でご予約の確認方法等、皆様にご迷惑をおかけした部分もあり誠に申し訳ございませんでした。あたたかく見守ってくださり、一同感謝申し上げます。

また、賛助会員様向けのシンポジウム、その後の対談の様子の動画配信は、来月頃を予定しておりますので今しばらくお待ちくださいませ。


では当日の様子をちらっと共有致します。

今回会場として株式会社フェリシモ様より、ステージフェリシモをご提供いただきました。白が基調の屋内もとてもオシャレで、外観もスタイリッシュな会場でした。

後ろ半分がひな壇となっており、クッションを移動してお好きな場所でご覧いただけるスタイルも好評でした。

フェリシモ猫部様による展示ブースもありました!皆様ワクワクで見ていかれていました。

基調講演はまず(公財)動物環境・福祉協会Eva代表理事、杉本様からです。

過去、動物愛護法の改正で動物虐待に対する罰則が強化されたにもかかわらず、司法の場で実際に下される罰則があまりにも軽い現状を、いくつかの動物虐待事件を告発されたご経験とともにお話くださいました。

動物虐待問題は、一部の動物取扱業者やペット産業が引き起こすものも多く、それらの動物を助けるための仕組みはあるが全く機能していないことについて行政機関に対応の変化が求められることなど、真摯で熱い想いが会場内に伝播する内容でした。

次に、(公社)神戸市獣医師会副会長の佐々井先生のご登壇です。

佐々木先生は普段動物病院での診療業務の傍ら、長い間、動物の不審死などについて警察から鑑定依頼を受けておられ、その詳細について共有してくださいました。

また、CT検査を用いることで、外観からは見えない虐待の可能性が証拠として明らかにできることなどをお話いただき、従来、動物虐待事件の証明の難しさにやるせなさを感じていた方々から、希望を見出せたというご感想もありました。

そして最後に当法人理事長の細川敦史より、設立から丸2年を迎えたどうぶつ弁護団の活動について、お話をさせていただきました。

また、来年予定されている動物愛護法改正の中で新設を検討されている「緊急一時保護制度」の必要性と課題についても触れさせていただき、ちゃっかり活動の継続のための賛助会員様募集の呼びかけもさせていただきました。 (この後ご入会いただきました方々、本当に有難うございました!!)

そして今回は、どうぶつ弁護団のメンバーがそれぞれのポジションを担い、皆様と直接お話させていただける機会となりましたこと、とても嬉しく思っております。

司会担当のメンバー。

受付担当のメンバー。

「動物を虐待した場合、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金を、三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に引き上げること。」を求めて、Evaさんが開始された動物虐待罪厳罰化の請願署名コーナー。
多くの方がご記入くださいました、有難うございました。

シンポジウム終了後は、どうぶつ弁護団のメンバーで募金箱を持ってお見送り。たくさんの方がご協力くださいました。本当に有難うございました!

シンポジウム後に杉本彩様、細川理事長、中島副理事長の三者で対談のお時間を設けました。
今日のシンポジウムの感想から、これから動物のことで取り組みたい分野についてなどざっくばらんにお話いただきました。この様子は、賛助会員様向け後日配信でもご視聴いただけますのでお楽しみに。

今回のシンポジウムに関係してくださった全ての方に、一同心より感謝申し上げます。
                        ― NPO法人 どうぶつ弁護団 ― 

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