2025年5月5日(月・祝)、猫の友社さん主催による保護猫活動啓発イベントに参加させていただきました。

まだ2回目の開催にもかかわらず、多くの方がご来場されており、当法人としても大変貴重な機会をいただきました。
本イベントは「猫好きのためのイベント」と銘打たれつつも、姫路・播磨地域から「人と猫がともに生きる社会環境をより良くしていこう」という強いメッセージが随所に感じられる内容でした。
当日ご縁をいただいた多くの方々との出会いは、今後の猫に関する諸問題を解決するための大きな一歩になると実感しております。
会場にはハンドメイドの猫雑貨を扱うブースが数多く並んでいました。出店者の皆さまからは「猫が好き」という思いだけでなく、その先にある社会課題に目を向けた活動の一環として参加されていることが伝わってきました。
また、ステージでは「ねこ学びセミナー」も開催されました。
SpayVetsJapan理事長・橋本獣医師による絵本読み聞かせ「ある捨て猫さんのおはなし。 https://www.youtube.com/watch?v=yhIFDQDerXE」は、涙なくしては見られない内容で、捨てられた猫の現実をリアルに伝えてくださいました。

さらに、スペイクリニック姫路の野村獣医師からは、地元・姫路でスペイクリニックを運営される中で見えてきた課題や、猫と人との暮らしをよりよくするために必要不可欠なTNR活動についてなど具体的なお話を伺うことができました。

当法人も活動紹介の機会をいただき、地域猫の受傷事案において告発を行ったケースを紹介いたしました。
ブースでは、日頃の活動内容をわかりやすくお伝えする展示を行い、多くの方に足を止めていただきました。募金箱も置かせていただき、ご協力いただきました皆様には感謝を申し上げます。

猫の問題を語る上で避けて通れないのが、動物虐待という悲しい現実です。
その中で、関わる方々がそれぞれの立場でできることに取り組む姿に触れ、私たちも、当法人だからこそできることを、皆さまのお力をお借りしながら一歩ずつ進めていきたいと、改めて強く感じた一日となりました。


主催者の皆さま、そしてご参加いただいた皆さま(遠方よりお越しくださった方も!)、本当にありがとうございました。
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