第5回セミナーは、どうぶつ弁護団の正会員でもある獣医師の黒澤泰先生のお話です。


黒澤 泰 先生 プロフィール
麻布獣医科大学獣医学部を卒業後、横浜市に入庁。
磯子保健所に在職中、地域猫の考え方を全国で初めて行政として発案、住民とともに実施。地域猫の生みの親として、全国の様々な猫トラブルに対応するべく、全国で350回を超える講演活動を行っている。
横浜市を定年退職後は公益財団法人神奈川県動物愛護協会常務理事に就任。
2025年には東京都港区みなと保健所の「動物政策監」に就任とともに、当法人の正会員メンバーに加入。
現在は自宅に地域猫資料室と動物診療施設(地域猫相談室)を開設、運営HP「地域猫推進寺 https://community-cat.com/」 は要チェックサイトです。
第5回テーマは、地域猫活動が始まった当時の現場を振り返りながら…
当法人へ寄せられる動物虐待の情報提供の中でも、野良猫の受傷事案や地域猫に対する傷害を含めたトラブルは一定数見られます。黒澤先生曰く、30年前も動物虐待は多かったものの、警察はほとんど動いてくれず、処罰されても器物損壊罪で5万円以下の罰金程度…そんな時代を考えると今、社会はずいぶん変化したといいます。
当時のそんな猫たちを排除することなく、他方で地域の人々の生活にも配慮し、共存していくとの発想でスタートした地域猫活動。人と猫、両方の立場を尊重してきたからこそ、30年にわたり社会に根づいた活動となったのだと思います。
地域猫活動が始まった当時の現場を振り返りながら、猫たちの命に対する社会の意識がどのように変わってきたのか、また野良猫たちが置かれてきた厳しい現実や動物虐待の状況の変化についても語っていただきます。
事前質問を募集中です!
当日、黒澤先生にお聞きになりたいことを事前に募集します。≪ご質問フォーム≫
■ 賛助会員の皆様はお申込み手続き不要です。当日、ご案内URLよりお気軽にご参加くださいませ。
■ 非会員の方は恐れ入りますが、賛助会員(5,000円/年)のお申し込みを頂いたうえでご参加いただけますようお願い申し上げます。
開催日時 | 2025年5月30日(金)19:00~20:30 |
開催場所 | オンライン開催(zoomミーティング形式) アーカイブ配信2週間あり |
実施内容 | 19:00~19:15(15分)細川理事長による直近の活動報告 19:15~20:00(45分)黒澤先生によるお話 (ご質問を事前にお送りください、当日も可) 20:00~20:30(30分)質疑応答予定 |
講師 | NPO法人どうぶつ弁護団 正会員 黒澤 泰(獣医師) / NPO法人どうぶつ弁護団 理事長 細川 敦史(弁護士) |
参加費 | 無料 ※本セミナーは賛助会員様限定となります |
申込方法 | お申し込み手続きは不要です。 後日送付するURLより、当日セミナー開始時間15分前よりお入りいただけます。 |
問合わせ | どうぶつ弁護団 お問合せフォームへ |